香りテストが心配…という声をよくお聞きするので、ポイントとコツをお伝えします。
はじめに:注意!香りサンプルの取り扱い
事前送付されたパウチに入ってきた香りを嗅いで、選択肢から一つを選びます。
パウチは必ず当日に開けること!開封後時間が経過すると香りが揮発して消えてしまったり、香りが変化したりします。
香りテストの形式
香りテストは4択式です。
公式問題集の試験例題にあるとおり、わかりにくい組み合わせで出てくることはないですから、心配はありません。例えば下記のように。
A スイートマージョラム(葉っぱっぽい)
B イランイラン(花)
C ペパーミント(スースーする、Aとは違う)
D グレープフルーツ(柑橘)
(カッコ内はわたしの個人的な嗅覚の印象わけです)
「香りテスト」というと、ソムリエや利き酒をイメージされる方もいらっしゃいますが、そうではありません。植物の写真を見たり、特徴をイメージしながら、リラックスして香りを楽しみながら17種と仲良くなってください。
香りの覚え方
第一印象、好きか嫌いか、どんな香りに似ているとか、メモしましょう。
香りのたちかた、嗅がなくてもぶわっとくるか、よく嗅がないとわからない、ピンと来ないというのも自分で嗅ぎ分けるための大事な情報です。
香りの区分わけの例
その1:自分なりのカテゴリーに分ける
自分がわかりやすい、区別したいカテゴリに分類してみましょう。この場合、嗅いだ印象と実際の草木類が違っていることもあるかもしれません。
- 草っぽい(葉っぱっぽい)
- 花っぽい
- 柑橘っぽい
- 木っぽい
- どれにも当てはまらない
その2:味覚と関連付ける
- 甘い
- 酸っぱい
- スースーする
- 苦い
とか。
味覚と嗅覚は密接に関連しているので、区分けしやすいと思います。
ただし、間違っても精油を口に含んだりしないでくださいね!
その3:香りの立ち方を感じる
蓋を開けた途端にぶわっとくる強い香りか、まろやかに立ってくるか、
鋭いか柔らかいか
など、他の感覚で例えるとどんな感じか、など、脳をフル回転で言語化してみる。
言語化することで、香りの記憶と結びつけやすくなります。
香りテストに取り組む注意
あまり真剣に嗅ぎすぎて、鼻が疲れたり具合が悪くならないように、程々に楽しんでくださいね。試験中もそれだけに囚われすぎると、他の問題に集中できなくなってしまいますよ~香りテストは、検定試験のごく一部ということをお忘れなく!
参考までに…17種の中で、初心者だった頃の私の印象
「香りが似ているな」と感じたもの:
- レモンとレモングラス
- ティートリーとスイートマージョラム
- ユーカリとローズマリー
- ティートリーとユーカリ
「ピンとこないなぁ、香りがよくわからない」と感じたもの:
- ジュニパーベリー
- フランキンセンス
次回直前対策:問題集・模試の最終活用について
- 当スクールの過去はてなブログ参照:【直前対策】アロマテラピー検定1級香りテストの取り組み方
revised:2022.8.22
2022.5.3
2021.5.1
2019.8.28
2019.2.6