ティートリーといえばアロマテラピーを学んでない方も、どこかで聞いたことあることでしょう。
薬がない時代から伝承的に、抗菌・抗真菌作用を期待して使われていた植物です。
雑貨店・専門店など店舗でも必ず置いてある、メジャーな存在ですね。もし見かけたらちょっとテスターを嗅いでみてください。
精油の制菌作用については、AEAJで紹介されています。
(引用元はこちら)
原著論文「20種の精油の微生物に対する制菌効果.川上裕司、橋本一浩、福田安住、菅沼 薫、新井 亮、熊谷千津、ケイ武居、野田信三、野松慶子、野村美佐子、福島明子、藤田晶子、松田都子、和智進一、山本芳邦.アロマテラピー学雑誌、Vol.12, No.1, 66-78, 2012」
残念ながら原著論文にはアクセスできませんでしたので、試験方法・濃度など条件は細かく確認できていません。
「スッキリした香りでジメジメ空間を快適に」とは、具体的に何をしたらいいのか???
「アロマテラピーの化楽」講座では、エアフレッシュナー(ルームスプレー)を作って芳香浴を楽しむ、という方が多かったです。
スプレーの作り方もいろいろありますが、「水で薄めて」というレシピ、私はお勧めしません。
なぜなら
精油はそもそも、水に溶けにくいもの。水で均一に薄まるとは考えにくい。
いかにティートリーが入っているといえど、水と空気中の雑菌が混ざったらどうなの?菌はちょっとでも残っていれば、増えるよ?
というわけで、AEAJ公式テキストには「無水アルコールに溶かしてから、水で希釈する」と書いてあります。
はい、ここでわたしのズボラセンサーが作動します。
「え~、無水アルコールと精製水なんて、普通の人は買わないよね?
家にあっても危ないという人もいるかもしれないし」
そこで!わたしはスプレーづくりにはホワイトリカーやウォッカ(アルコール40%)を使っています。
梅酒やハーブチンキを漬けた残り、台所で眠っていませんか?
その一部を使っちゃおう!という考えです。
ホワイトリカーはだいたいアルコール濃度25%(要するにエタノール:水が1:3の割合の溶液)。
皮膚に付けるのには向きません。
直火の近くで使うと引火の恐れがありますから注意も必要。
ですが、「あるものを使う」って「身近ななにかで代用できる」って、重宝です。
アルコール耐性のあるボトル(100均でも売ってます)30mlに、
ホワイトリカーを容器の半分くらい入れたところで
ティートリー精油を3滴入れて、よく振ってさらにホワイトリカーを加えて30mlまで薄めます。
試しに空間にスプレーして香りを嗅いでみましょう。
(30mlに3滴で精油濃度0.5%です。)
どうでしょう。スッキリしますか?
わたしは実は・・・ティートリー単体はちょっと苦手なんです。
そんな方は、「香りは嫌いだけど、菌をやっつけるために!」とか、頑張んないほうがいいです。(そもそもこの濃度レベルでは菌は完全にはなくならないし)
香りが与えるストレスって、結構、大きいんですよ。
せっかくなら、素敵な香りで空間を彩りつつ、抗菌効果が期待できればラッキー!ですよね。
「でもそんなにいろいろ精油買えないし」「ティートリー以外になにがいいの?」
そうですそうです!
それをご提案するために、アロマテラピーの講師がいるんですよ♪
資格だけじゃなくて、いろんな精油を持っていて、安全な活用方法も教えてくれる、身近な気の合う専門の先生をぜひ見つけてくださいね。
なお「ティートリーとラベンダーは原液塗布オッケー」「アロマで治る」などと言う講師には要注意!
「ティートリーとラベンダーは原液塗布オッケー」とか、ガセですよガセ!まだそんなことを言っているひとがいたら、30年前の情報からなんらアップデートしていないひとたちです。気をつけましょう。
ティートリーは知名度も高いですがトラブル報告も耳にするので、つい力が入っちゃいました。
厚生労働省統合医療情報サイトもご参考までに。






