【レポ】新潟県内職員労働組合さまアロマワークショップ開催

労働組合さまより「アロマでメンバー同士の交流をしつつ、なにかを作る講座を」とご依頼いただき、「夏を元気に!香りで自律神経整えよう」トークと、10種の香り体験、アロマストーンづくりをしていただきました。

テーマ:夏を元気に!香りで自律神経整えよう

座学:アロマテラピーと精油について

ドライハーブの束
一束100gほどのハーブから精油はどれだけとれるでしょうか?

アロマテラピーで使うのは植物から取り出した濃縮された香り。

100gの一束からどれだけの精油が取れると思うか?

想像以上に少ないことに驚かれました。

 

精油は天然100%ですが、天然=安心安全ではない、ということ、アロマテラピーは治療ではなく、かおりが脳に働きかけ、それによって自律神経のバランスを整え、身体とこころが整っていく自然療法であり、こころとからだに働きかけて生活の質をよくするためのものであること、嗅覚の意味について、お話をしました。

実習:かおり体験10種(30%に希釈した精油を使用)

10種類の香りをムエットに付けてかいでいただきました。名前を伏せて、好き嫌いやイメージしたもの、思い出したことをどんどん書き出してみていただきました。

 

好き嫌いはすぐ決まるようです。

印象の言語化については、ワインのソムリエのような表現をされる方、思い出を書く方、

なんだろうなぁ、と首をかしげながら一生懸命ムエットをかいで香りのもとを当てようとする方、

 

反応も表現も様々で、個性的。この時間が私はとても好きです。

 

「好き」が、人によって違うこと、みんな違ってみんないいことを、体感していただけたのではと思います。

実習:好きな香りでアロマストーンづくり

それぞれの香りについて、正体がわかったところで

使う香りと分量を決め

各テーブルをめぐって自分の好きな香りを1滴ずつ、垂らしていきます。

みなさま、真剣に
順番を譲り合いながら

見守りあいながら

完成させました!

座学:かおりが心と身体に働きかける仕組み

好きなかおりと、その時に感じた感覚、「リラックスする、落ち着く」「リフレッシュする、スッキリする」を覚えていれば、そのかおりが感情を切り替えるスイッチとして役に立ちます。それが自律神経とかおりの関係です。自律神経は、内分泌系・免疫系にも影響を与えることをお伝えしました。

 

自律神経には、休息するときに優位になる副交感神経系と、やる気モード・戦闘態勢の時に優位な交感神経系があります。

 

 

どちらも、ゆれていつも良いバランスをとっているのが理想的ですが、ストレスなどによって、どちらかに傾きすぎていてしまうこともあります。その日のストレスはその日のうちにうまく解消していきましょう。日々を心地よく生きていくこと、それが人生の質の向上QOL(Quality of Life)向上につながることをお伝えしました。

まとめ:健康に大切な3つのう!それを助けるアロマテラピー

世の中には様々な情報があふれていますが、基本として一番大切なのは「うんどう」「えいよう」「きゅうよう」。この3つの「う」をサポートするのが、かおり。アロマはあなたの応援団。ぜひ気の合う香りを見つけて、楽しい毎日をお過ごしいただけますように。

 

開催にあたりご協力くださったすべての皆様に感謝いたします。


2023.7.22